皆様ご無沙汰しております。生来のナマケモノ故、こうした文章の投稿などは年に数回ではありますが、時期はずれてしまったとはいえ、年初にして最初の投稿で、挨拶代わりに冒頭のような写真を入れてみた次第。

予期せぬ訃報だったとはいえ、あながち予期しなかったわけでもなく、あり得る事柄として日々妄想しているとありえない事柄もあり得る事柄になる。何を言っているか分からないが、いろいろ心の準備が整わなくとも正気を失わなくて済む、とでもいえばいいか。

正気と言えば今の日本はいよいよ正気を失いはじめているようだ。このおかしな選挙。そもそもが憲法違反である可能性を過去に幾度も指摘されてきた「首相の専権事項」などとされる憲法第7条による解散。こんなものを許容しているから国民はいつまで経ってもバカ扱い。いい具合に飼い慣らされて「民意」なるものの裏書きに利用される。何でも昨日は党首討論を一国の首相が「腕を痛めて」キャンセルしたらしい。

こういうウソツキにいつまで騙されるのか。

今日は出演者と監督の舞台挨拶があるとのことでこちらの映画を観てきた。
https://hippocrates-movie.jp/
言わずとしれたコロナワクチン問題である。わたしの周辺にもおそらくワクチンの接種後なくなった方、未だに手足のしびれや痛みを訴えておられる方、接種後に起き上がれなくなってしまった方が、などいくつも事例を耳にした。またその当初から、ワクチンプロパガンダにはある種のショックドクトリン的な怪しさを感じ、できるだけ遠ざけるようにはしてきたつもりである。

予告編はこちら

舞台挨拶には出演者の福島雅典氏と監督の大西隼氏が登壇。福島氏は、国に対してコロナワクチンのデータ開示を求めて裁判を起こしたり、まさに闘う医師・科学者である。わたしはテレビを持たぬのでネットメディアなどを通じて氏の力強い発言に触れ、その活動に期待を寄せてきたが、一般マスメディアではこれらの問題をどれくらい取りあげてきたのか詳らかには知らない。少なくとも新聞などでは大きくは扱わないし、偶さか喋ったことのある某新聞記者などは、まるで問題意識もなく益体もない。

登壇された福島氏は、ほとんど1人で喋り捲りのパワフルな方で、スピーチはとどまるところがない。それほどに満腔の怒りをためておられると拝察。

「戦前と一緒ですよ。」

映画監督だった伊丹十三の父親、伊丹万作が日本の敗戦直後に書いた文章を引き合いに出し、こう述べる。

「騙される人はまた騙されるんです!」

「かつての戦争も、中国を敵視し「暴支膺懲」と言ったんです!」

若干こちらで意図を汲みつつ言葉を補っているが、要するに、ワクチン問題は偏にワクチンとその被害のみにとどまらず、日本の政治と国民、マスメディアの問題として共通していることだと受け止めた。

高市の台湾発言問題をマトモに批判することもできず、賛否を「バランスよく」取りあげお茶を濁す。政治の監視機能として「第三の権力」などと嘯く集団はすでに広報機関でしかない。

週刊文春で取りあげられた政治資金規正法違反の疑い、旧統一教会問題なども含め、選挙中だからこそ言わねばならないのに、選挙中だから言わない方がいい?党首討論から逃げた党首を責められて、代わりに出演の議員がバカな発言をしたらしいが、そんな連中がまたぞろ力を増していくなら行く末はなお暗い。

伊丹万作のテキストは青空文庫で読める。


「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。
 一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。この意味から戦犯者の追求ということもむろん重要ではあるが、それ以上に現在の日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱せいじやくな自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである。

映画は超お奨め。画像は公式Xからいただきました。

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